早期ゼミ第1回目

こんにちは!

初めてブログを始めることとなりました。

ブログの書き方に慣れず、拙い文章ではありますが、言語化することを大切に書いていきたいと思います。
宜しくお願い致します^_^
 
さて、先週に森田ゼミの第1回目が行われました。
まず最初に行ったのは他己紹介です。
今まで他己紹介をしたことは数回程あるのですが、今回はこのような状況なのでオンラインで行い、名前や出身県を話したり聞いたりすることは対面よりも緊張しました。
この他己紹介はいわゆるインタビュー形式なので、これからゼミ活動する上で、さらに力を付けていきたい部分だと思いました!
 
その次に、HCD、UX、サービスデザインの基礎を学びました。
HCDとは、人間中心設計のことであり、UXデザインの前提となる考え方です。
モノ作りを行う際、昔は技術中心でしたが、人間がどのような場面でどのように使用していくか?ということを考える、人間中心の考え方になっていきました。
 
人間中心設計とは
「HCDプロセスの計画立案→利用状況と把握明示→要求分析と仕様化→解決案の作成→要求に対する評価→ユーザーの要求を満たす製品の実現」
が主な考え方となっています。
 
例えば、HCDからUXデザインへの考えをゲームでイメージすると、人間中心設計プロセスの所でゲームの恐怖体験をどのようにしたら作れるんだろうと考えたとして、ゲームの中でユーザーが怖いと思う瞬間を分析した時に、次々に敵が現れて焦った時に恐怖を感じるということが分かったとします。
この時に、ユーザーに焦らせる体験を設計すれば、ユーザーはゲームの中で恐怖を感じることが出来るということが分析されます。
この分析をUXデザインの中のグラフィックデザインとして考えると、敵は多い方が焦るために小さい敵が沢山出て来たり、洞窟の中に入ると暗くなるために画面に映っている地図が見えなくなる、といったデザインが考えられます。
つまり、人間が焦った時に恐怖を感じるという特性を活用して、ユーザーと製品の関係性を作っていくということになります。
 
この事から、例えば任天堂スーパーマリオブラザーズシリーズでは、制限時間直前になるとBGMのテンポが速まったり、攻撃してくる敵のキャラクターがいたりなど、焦りを感じるような仕組みが取り込まれていると感じました。
このような視点から見てゲームで遊ぶと、見方も変わって、自分なりにさらなる恐怖体験が考えられるのではないかと思いました。
 
次に、UXとUXデザインの違いとは?ということから、まず、UXはユーザーの主観的な感覚で、ユーザーと同じ視点や感覚に立って考え、理解していくことが重要になります。
UXデザインとは、どのような体験をしてもらうのか計画したり、促したりしていくことです。
 
UXデザインの中に「計画した体験が量産・再生産される製品・サービスと仕組みを知ること(促す仕組み)」とありますが、ユーザーの体験を大きく分けると以下の3つになります。
 
いつ:利用前→利用中→利用後
なにを:予期的UX→一時的UX→エピソード的UX
どのように:体験を想像する→体験する→ある体験を内省する
 
ディズニーランドを例として考えると、
ディズニーランドで遊ぶという体験は利用中、一時的UXになります。
ディズニー体験というものはディズニーランド内だけを示しているのではなく、利用前のどんなアトラクションに乗ろうか、ファストパスを取っておこうか、誰に何のお土産を買おうか、といった行く前のワクワク感もディズニー体験に含まれます。
利用後は、ぬいぐるみやディズニーのキャラクターが載っている缶のお菓子だったり、ディズニーの世界を感じることが出来て、また行きたいと思わせてくれるようなお土産も、思い出を振り返らせるきっかけとなります。
そこからまた利用前から利用中、利用後となり、このように回っていくことがリピートということになります。 
 
この事をUXで例えると
いつ:利用時間全体
なにを:累積的UX
どのように:多種多様な利用時間を回想する
ということになります。
 
このような仕組みを作るためには、キャストの振る舞い方や夢の国という世界を壊さないようにアトラクションはどのような設備にすれば良いのか、といったことを考えなければなりません。
これが、UXからUXデザイン、サービスデザインに変わる瞬間です。
 
このユーザーの体験は、私自身が高校生の頃に北海道に修学旅行に行った時のことから考えると
・利用前、予期的UX…自由行動の時にどこに行きたいか話し合った、どのような観光場所があるのか調べた、何が食べたいか、どんなお土産を買おうか考えた
・利用中、一時的UX…北海道を観光した、スキー研修を行った
・利用後、エピソード的UX…お土産で買ったお菓子を食べたり、写真を見たり、一緒に回った友人と思い出を振り返ったりして、また行きたいと思った
 
ということになります。
UXデザインという字面だけ見ると難しいように思いましたが、このように自分の体験に当てはめてみると、理解しやすかったです。
 
UXについてはユーザーと製品・サービスとの、長くより良い関係を生み出すことに主眼して、ユーザーが製品を使う体験を通して実現出来る生活は何かという考え方をします。
 
ではそもそもなぜUXがいるのか?というと、
稼ぎ方を変えるゲームチェンジを仕掛けようと思ったら、ユーザーはどのように新しく体験をするのかということを考えなければならず、それを活用して体験を作り、儲けていくにはどうすれば良いのかということを分析することになります。
そうすると、新しい仕組み、仕掛けを考えることになるので、UXが必要となります。
現在は、例えば自動車会社から移動のサービスへと変化しているトヨタがUXを使用しています。
 
UXは、モノやサービスを作ることと身近なものであり、発展していくために必須なものだと思いました。
これから、自分自身がユーザーの立場に立った時の感覚や考え方を大切にしていきたいです。
 
 
以上のことが今回学んだことです。
ここまで書いて、改めて言語化することは難しいと思いましたが、同時に自分の考えや感想がまとまったように感じます。
これから、ゼミ活動を通して自分の視野を広げて、知らないことを知る楽しみを大切にしていきたいです✨
森田先生、ゼミ生の皆さん、これから宜しくお願いします!